ガイドコラム

デジタル時代の大地を歩く!アナログとの融合は成功していますか

10月29日は「インターネット誕生日」です。

好日山荘は登山用品の専門店、95年にわたって登山専門に登山用品を販売してきました。

「デジタルと歩く」

歩くことをもう一度見直して、健康づくりと防災自助能力をアップさせる提案です。

昭和から平成前半の登山と言えば、登山届を山岳会に届け、家族に書き残して家を出ていました。

下山日時を予備日を過ぎて帰ってこなかったとき、

仲間や家族が「何かあったのかもしれない!」そんな時代でした。

 

深い山に入れば完全に孤立した世界となっていた登山の世界はすっかり過去のものとなりました。

個人的にはとても懐かしい、得難い体験ですが。

 

携帯電話以前ですから、アマチュア無線機が一番のハイテク機器でした。

1977年の好日山荘のカタログの一部。

初任給はいくらだったか?少し面白いですね。

現在はデジタル時代。

食事を抜いてもインターネット環境を抜いている人は少数派という時代です。

 

自分の位置情報や地形などの様々なデータを

片手に収まる機器で誰でもが確認することができる様になった現在、

登山を自分だけの楽しみにしては勿体ないですね。

スマホをアウトドアに持ち出して家族の安全と絆を強めてはいかがでしょう。

 

登山の地図アプリ、基本となる地図データは山間部に限っていません。

私たちが住む家や勤め先、道路や橋など多くの情報が表示されます。

 

登山やハイキングといったアクティビティを楽しみながら、家族や職場、地域の有志で周辺を地図とスマホを持って歩いてチェックしてみましょう。

 

歩いたことがない道も歩いてみましょう。

建物の種類、崖や橋など自分の目で見ると全く違って見えます。

 

非常持ち出しを入れたリュックサックを背負って、ガレキにもへこたれない登山靴を履いて身近なエリアを歩いてみませんか。

日頃からの運動不足を実感するかもしれないですし、季節の花や思わぬ素敵な景色を発見できると思います。

万歩計にはうれしい数字が表示されていること間違いなしです。

普段お買い物したことがない素敵なお店でお買い物してみるのも良いですね。

自分の町がきっと好きになると思います。

これを機会に「頂上を目指さないハイキング」をしてみましょう。

 

インターネット誕生日にちなみ、インターネットで身近な地形について知ることのできるホームページをいくつかご紹介いたします。

ぜひチェックしてみてください。

 

1:山や谷を立体的に見てみよう!赤色立体図 ⇒ こちら

地理院地図のオプション 赤色立体図

 

2:自分でつくる色別標高図  ⇒ こちら

 

3:私の職場・自宅・学校の津波、洪水、土砂災害の被害に遭わない場所 ⇒ こちら

 

4:わがまちハザードマップ ~地域のハザードマップを入手する~  ⇒ こちら

 

5:今いる場所の地盤の硬さ、地震での揺れの大きさをチェック! ⇒ こちら

この記事を書いたのは「ガイド 加藤智二」

ガイド 加藤智二

公益社団法人日本山岳ガイド協会 認定山岳ガイド
日本プロガイド協会
日本山岳レスキュー協会所属
国立登山研修所講師

1960年生まれ。高校では小学校から続けるサッカーに没頭、キャプテンを務めました。
住み込みで新聞配達をしながら専門学校に通い、一人で山を始めました。卒業後、社会人山岳会に入り沢登り、岩登り、冬山など本格的に登山を開始、84年にネパールを皮切りにパキスタン、中国へ海外登山を行いました。
冬山登山や岩登りも行いますが、植物・地質など自然全般が大好きで、写真撮影も得意としています。
広範囲な登山を目指すことをモットーとしています。
現在は国立登山研修所講師や公益社団法人日本山岳ガイド協会などの事業への協力を行っています。

≪主な海外山行≫
■パキスタン ガッシャーブルムⅡ(8035m)
■中国 チョーオユー(8201m)
■日本・中国・ネパール三国合同チョモランマ・サガルマータ(8848m)

≪関連ホームページ・ブログ≫
■好日山荘登山学校校長のご挨拶

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