皆さんこんにちは。
おとな女子登山部のあややです。
今回もちょい旅に行って参りました。
場所は兵庫県の中東部に位置する、丹波篠山市。前から少し気になっていた場所です。
令和を迎えると共に「篠山市」から「丹波篠山市」に名を変えたこの地域は、伝統的な佇まいを色濃く残した城下町です。
JR福知山線、舞鶴若狭道の開通により大阪・阪神間からのアクセスは非常に良いので、意外と近いんです。
秋晴れの9月末、JR篠山口駅を降り立つと都会ではまず感じないであろう稲穂の匂いが鼻をかすめます。
車でぐるりと旅をするのも良いのですが、季節的にも暑くもなく、寒くもなくなので、思い切ってレンタサイクルで巡ってみることにしました。
見所が多いので、1日で行ける場所には限界があり予め絞る必要があります。
歴史的建築物、豊かな自然、山、、、どうする?
悩ましいかと思いきや私達の一番の目的は「美味しい物が食べたい!!」これにつきます(笑)
ということで、基本は食べ物を中心としたバランスよいオリジナルコースを考えてみました。
まずは駅前で自転車をレンタル。
「普通のと電動とどっちがいい?」と担当のお父さんに聞かれるも、一択で電動!!
自転車に乗るのは5年振りくらいで気分が上がります。
篠山の見所を改めて教えて頂きます。
「ここ行ってこう行って・・・」とても丁寧に教えてくれるお父さん、よっぽど私が方向音痴に見えたのかもしれません。
手始めに駅から一番遠い高城山へ行く事にしました。
駅からは自転車で50分くらい。なかなかの距離です。翌日お尻が痛くなるかもしれないと思いながらもペダルに力が入ります。
道すがらの両脇はどこまでも広がる田んぼ。
古き良き日本の風景です。
まだ刈り取られていない場所もいくつかありました。
丹波篠山は四方を山で囲まれた盆地なので、昼夜の温度差があり、米作りに適している地域です。
さらに多紀連山に囲まれ山々から流れ出る源流の谷水を利用していることもあり、美味しいお米が穫れるといわれています。
途中、コスモス畑がありました。
今日はお天気が良すぎて少し暑いですが、やっぱり秋です。
秋の桜と書いてコスモス。ピンク色は特に可憐ですね。
ふと足元に目をやるとご当地マンホール。
丹波篠山のオールスターがそろい踏みしています。皆さんは何が描かれているか分かりますか?
そんなこんなで高城山に到着しました。
むかし丹波国多紀郡であった篠山市は、戦国大名波多野氏が築いた八上城をはじめ大小100近い戦国山城が残っています。
歴史好きの方は、高城山にある八上城祉も合わせて楽しんで下さい。
(※駅のレンタサイクルでも「戦国山城めぐりサイクリングマップ」なるものが頂けます。)
丹波富士とも呼ばれる高城山は、篠山出身の同僚に話を聞くと、地元の子供は皆んな小学生の時に登るんだそうです。
往復2時間程度のコースタイムなのでこれからの季節に丁度良い山ですね。
登山口すぐの春日神社に参拝します。
日陰だったこともありますが、スウっと温度が下がるのが分かります。
カメラのシャッターを押すタイミングは人それぞれ。
思い思いに思い出を切り取ります。
この植物を発見したのも先輩。これ、何だか分かりますか?
”むかご”と言って、正しくは「栄養繁殖器官」という何やら難しい名前です。。
ヤマイモやナガイモのの茎や葉の付け根に形成されるもので、食べるとねっとしとりた小芋みたいな味がします。
私が気になったのはこちら。
ぴちょん君?ハーシーズ?スライムみたいな謎の石が鎮座しています。
当初は高城山に登る予定でしたが、移動に時間がかかってしまったので登山はまたの機会としました。
次回も丹波篠山編の続きをご紹介します。
~旅のコーディネート~
アウトドアライクでありながらタウンにも馴染むスタイルに。
汗ばむ陽気にはコットンよりもポリエステル素材のトップスがベター。
自転車では大きく足を動かすのでストレッチ素材のパンツを合わせました。
まだまだ日差しが強いのでキャップは欠かせません。秋っぽいカラーで締めます。
足元はローカットでも、防水仕様で急な天候変化にも対応可能。
両手はハンドルを握ったりカメラを持つので、ザックがやっぱり便利。
20L位までの小さいものが使いやすいですよ。
この記事を書いたのは「あやや」
登山歴:2011年~ ワイワイでもソロでも、機会があれば逃さず山へ!最近は東北エリアにはまってます。
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