アウトドアウェアのブランドと聞かれたら
あなたはいくつのブランド名が思いつきますか?
登山、キャンプ、野外フェスなどアウトドアウェアといっても
人それぞれ好きなアクティビティが異なったり
街でカジュアルに着こなしたりと利用シーンは様々です。
今回はそんなアウトドアウェアを提供する特に人気の高い9ブランドをご紹介いたします。
■バーグハウス berghaus (イギリス)
1966年、登山家で、イギリス出身のピーター・ロッキーとゴードン・デイビソンの二人が
自分たちの店で販売するためのギアをデザイン・テスト・製造したのがはじまりです。
クライマーが実際に何を望み、何を必要としているのかを踏まえた、
良質で革新的なウェアラインが「バーグハウス」と名付けられました。
「バーグハウス」という名前は、「山の家」という単語をドイツ語に翻訳した言葉です。
2016年に創立50周年を迎えるバーグハウスは
常にユーザー目線の視点に立ち
デザインと技術開発のイノベーションを追求しています。
■ミレー Millet(フランス)
1921年、マルク・ミレー夫妻が、軍事用援助物資を入れるバッグとハーバーザック製造に特化した会社を設立したのがはじまりです。製造工場と技術の向上により、1934年、オリジナルコンセプトに基づいた強固なフレームのザックが誕生しました。
以来、ミレーの歩みはアルピニズムの歴史と共にありました。
世界最高地点の無酸素単独登頂のエクスペディションをサポートしたミレーのバックパックとウェア。
ミレーは究極のマウンテニアリングの世界を追求した製品造りに励み、真の愛好家に本物の製品を提供しています。
■マムート MAMMUT(スイス)
1862年カスパー・タナーがスイス レンツブルクに近いディンティコンに伝統的なロープ工場を建て、会社の基礎を築きました。
以来クライミング用品に強みを持ちながらもウェア、ブーツ、その他登山やアウトドアレジャーのための装備を提供する革新的なブランドに成長しました。
■ファイントラック finetrack(日本)
「本当のアウトドアウェアとギアを創れるのは、本気で遊べる者だけ。」
をコンセプトに豊富な自然とメリハリのある四季に恵まれた日本で
スタッフ自身がアウトドアのフィールドに向き合いながら
製品をテストし世に送り出している革新的なブランドです。
■ザ・ノースフェイス THE NORTH FACE(アメリカ)
1968年にサンフランシスコで設立されました。
『DO MORE WITH LESS』-【最小限のエネルギー・物質で最大限の機能を引き出す】をものづくりの原点とし
スリーピングバッグやテント、ウェア、バッグなどの製品づくりを通して、アウトドアの限界点を常に高めてきました。
常に機能を追求し「今ベストであること」を追求しているブランドです。
■パタゴニア patagonia(アメリカ)
クライマーのイヴォン・シュイナードが独学で鍛造を学び、
クライミングギアを自ら製造しはじめます。
その後、ウェアの製造販売も始め、現在の「パタゴニア」が誕生しました。
「最高の製品を作り、環境に与える不必要な悪影響を最小限に抑える」という考えから、
リサイクル・ポリエステルやオーガニックコットンを使用するなど、
環境問題を直視し、配慮したアウトドアアイテムを提供して続けており、
アウトドアトップブランドとして高い支持を得ています。
■マーモット Marmot(アメリカ)
アラスカの氷河を研究するプロジェクトに参加していた
エリック・レイノルズ、デイヴ・ハントリーが
氷上で少しでも快適に過ごすため、ダウンウェアとスリーピングバッグを考案し、
この技術をもとに1974年、友人のトム・ボイスとともにマーモットは創業されました。
「FOR LIFE-生還する為のプロダクト」をコンセプトに高機能なアウトドアアイテムが人気のブランドです。
■マウンテン・イクイップメント MOUNTAIN EQUIPMENT(イギリス)
1961年イギリス マンチェスター郊外の町で若手クライマー、
ピーター・ハッチンソンとピート・クルーが自分たちのクライミングショップ営んでいました。
ショップを運営する傍ら自作のシュラフとダウンスーツは特に評判がよく、
彼らの製品は「MOUNTAIN EQUIPMENT(山道具)」と呼ばれるようになりました。
その後は製品の製造に集中することになり、製品の評判は次第にイギリス国内で高まっていきました。
1970年のアンナプルナを筆頭に、ヒマラヤ遠征隊への供給も行うようになり、
ダウン製品の完成度は、世界に14座ある8000m峰のうち8座の初登頂に
同社のダウン製品が採用されていたことでも知ることができます。
常に極限に挑戦し続ける探検家や登山家と共に進歩し、
質実剛健な「山道具」を提供し続けているブランドです。
■コロンビア Columbia(アメリカ)
アメリカオレゴン州にて始まったコロンビア(当時コロンビアハットカンパニー)は
創始者ポール・ラムフロムやその後社長を引き継いだニール・ボイルの亡き後、
ニールの妻ガート・ボイルが再建を図る中で
オリジナル素材や機能の数々を世に送り出し
アメリカアウトドアウェアを代表するブランドに成長しました。
現在もコロンビアの代表的なアイテムであるスリー・イン・ワン・ジャケットに採用されている
アウターとインナーのジャケットをジッパーで脱着し3役の着こなしができる「インターチェンジシステム」のジャケットは
当時のアメリカアウトドアウェアの年間最多販売記録を打ち立てています。
この記事を書いたのは「好日山荘マガジン 編集部」
登山・クライミング・キャンプのプロ、好日山荘スタッフによる編集部。あなたのアウトドアライフを応援します!
- パワースポットにお出かけしてリフレッシュ! - 2022年8月24日
- #ちょい旅 湖西連峰と浜松探訪 ~後編~ - 2022年6月6日
- #ちょい旅 湖西連峰と浜松探訪 ~前編~ - 2022年6月6日
- もっと見る