石川県と岐阜県にまたがる標高2702mの山。
白山は北陸でも指折りの高山で、春の遅い時期にも白い峰を残す様子からかつては「越白嶺(こしのしらね)」と呼ばれていました。
その後時代を経て、現在の「白山(はくさん)」の呼称になりました。
古来より白山は信仰の山として崇められ、富士山、立山と共に日本三霊山の一つとして数えられています。
最高点の御前峰には白山比咩神社奥宮があり、日本全国に広がる白山信仰の総本社として1300年の歴史をほこります。
(諸説ありますが、白山信仰は紀元前90年頃にはすでに始まっていたとも言われています)
雄大な白山も秋になると、ブナ、ナナカマド、ヤマウルシ、ハウチワカエデなどが鮮やかに色を変えます。
飛騨白川郷と白山をつなぐ山間部を通る道、白山白川郷ホワイトロードも美しく紅葉し、
山だけでなく渓谷そしてダイナミックな滝の組み合わせも楽しむことが出来ます。
紅葉の時期(例年)
10月上旬~11月上旬頃
主な紅葉する樹木
ブナ、ナナカマド、ヤマウルシ、ハウチワカエデ など
白山ルートのご紹介
■別当出合から白山御前峰へ
別当出合→(50分)→中飯場→(100分)→甚之助避難小屋→(75分)→黒ボコ岩→(35分)→白山室堂→(40分)→白山御前峰
別当出合登山口。
金沢駅より白山登山バスでアクセスすることができます。
別当出合休憩舎という休憩所の建物があります。
トイレ、水場があります。
甚之助避難小屋付近の紅葉。
甚之助避難小屋は、トイレ、水場も整備された木造の避難小屋です。
小屋の前は綺麗に整備された広い休憩スペースがあります。
白山室堂と御前峰
白山室堂
・宿泊 可(素泊まり8,200円、夕食1,900円、朝食1,200円)
※白山室堂は全シーズン完全予約制です
・売店 あり(朝食開始から夕食終了まで)
紅葉と剣ヶ峰
白山は頂上に池が沢山あり、お池巡りも人気があります。
池の中で一番大きなものがこの翠ヶ池(みふどりがいけ)です。
蒼い色が美しい!
山頂周辺は大紅葉地帯。
この景色を求めて、沢山の登山者が訪れます。
大絶景の白山
別ルートのご紹介
■大白川から平瀬道を取って白山御前峰へ
平瀬道登山口→(170分)→大倉山避難小屋→(45分)→カンクラ雪渓→(55分)→白山室堂→(40分)→白山御前峰
平瀬道登山口。
平瀬道(大倉尾根)は、歩きやすく心地よい尾根道です。
大倉山を通り過ぎ、標高2000mくらいのところに大倉山避難小屋があります。
白山室堂も秋の装い。
白山最高峰 御前峰。
紅葉最高潮ですね!
★情報収集にお役立てください
白山へのアクセス
■交通機関を利用する
JR金沢駅下車、北陸鉄道「白山登山バス」をご利用いただき、別当出合バス停までお乗りください。
北陸鉄道「白山登山バス」お問い合わせ下さい。
■お車を利用する
【別当出合登山口】
北陸自動車道 白山ICを降り、国道157号線を南下。
手取湖を越えたあたりから、県道33号線に乗り換え、別当出合まで走ると至る。
【大白川登山口】
東海北陸自動車道 白川郷ICを降り、国道156号線を南下。
道の駅 飛騨白山を越えたあたりから、県道451号線に乗り換え、白水湖まで走ると至る。
参考になる登山レポート
入山日:2017年10月8日
入山日:2018年10月9日
2021年9月改編
この記事を書いたのは「好日山荘マガジン 編集部」
登山・クライミング・キャンプのプロ、好日山荘スタッフによる編集部。あなたのアウトドアライフを応援します!
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