シーン別 おすすめダウンジャケット 6選 part3 ~今時なヤツ~編

第3回目のこちらのコラム。今回はここ数年「ユーザーのニーズ」と「メーカーのターゲット」がうまく合致しているとも言えるジャンル「タウン/デイリー」ユースのダウンジャケットから、2着をご案内します。

The North Face ”サザンクロス パーカ”

もはやタウンで使うには十分すぎるスペックのダウンコート。ここ数年でリバイバルからすっかりファッションの定番と化したミリタリーアイテムとも近しい雰囲気で、男心を擽るルックスが特徴です。

これ一着あれば極寒地への旅行や転勤(!)があった時でも、冬の屋外で快適に過ごせます。なんといっても極地探査にも耐えうるエクスペディションなスペックなので、都会のビルの中や電車では脱がないと暑すぎる(!?)かもです。

ディテールを見ていくと、まずはジッパータブ(引手)が大きめでごつめのグローブを着用していてもスムーズに開閉可能。

袖口のリブも手首にやさしくフィットし空気の対流を防ぎ、暖かさをキープしてくれます。あとは胸のポケットが二重構造のフリース貼りなので、冷やしたくない電子機器類やバッテリーを入れておくには最適。などなど、細かいスペックにもこだわりを感じます。

 

The North Face ”ウインドストッパー ゼファーシェルカーディガン”

もはや定番と化してしまい、今回のテーマにそぐわない可能性も感じながらご紹介します。

なかばゴリ押しながら「今時」なポイントはゴアテックスの最新プロダクト”GORE-TEX INFINIUM”を採用しているところです。(新しモノ好きさん、いらっしゃ~い)

この新しいゴアは風を遮り、透湿性があり、保温性を保ちます。ジャケット下などに着用する事を考えれば、防水性は不要。それよりも、綿のボリュームを抑えてすっきりと重ね着しやすい厚みにして、暖かさを保つ事に特化した羽織もの、となります。

「ダウン量が少ないわりにはお値段が・・・」なんて事は言わないでください。ウールのニットなどはたとえ同じ暖かさでも、本体重量が重く、お手入れも結構面倒だったりします。

それを考えれば決してお高くはない・・・と思っていただければ、ワードローブでのヘビロテ確定です。
ウインドストッパーゼファーシェルカーディガン メンズ
ウインドストッパーゼファーシェルカーディガン レディース
 

まとめ。

今回は「今時」をテーマにピックアップしましたが、ここで言う「今時」は「トレンド」という意味合いでは考えていません。多くの人が選ぶものには理由があり、最大瞬間風速的に同時にそれを求めるからこそ「今時」なものになると考えます。そしてこの「今時」の定義に加えて、「廃れない、いい物」をコンセプトにお勧めとして選びました。

結局、そんな「今時」なものはエバーラスティングな一着になる可能性が高いって事をお伝えしたい所存なのです。

”トレンド”な一着を買うことに抵抗のある方はご参考に。

 

 

この記事を書いたのは「好日山荘マガジン 編集部」

好日山荘マガジン 編集部

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