皆さんこんにちは。おとな女子登山部のあややです。
前回
#ちょい旅№1 涼を求めて ~駅から10分で行ける超お手軽散策コース~
2つのちょい旅をご紹介しましたが、今回は六甲山にあるちょっと気になるスポットをご紹介いたします。
最初に紹介するのは六甲ケーブル山上駅すぐにある”653cafe”。
実は以前から気になっていたのですが、なかなか行く機会がなく今回初めて訪問しました。
外はパラソル付のソファが設けられており、広い芝生で子供や犬が駆け回って遊んでいました。
ハンモックやブランコ、果ては展望台まで設けられたゆったしとしたスペースは、密を避けつつ気軽にアウトドア気分に浸れます。
きっと美味しいご飯を食べておなかいっぱいになったのでしょう、ごろんと寝転がってウトウトしている大人も。
それを見越してか、店内ではレジャーシートも販売しているあたりが手堅いです(笑)
この日は快晴でしたが、標高が高いこともあり下界の暑さが多少和らいでいました。
残暑厳しい今の時期ですと、涼みたいという方にもぴったりですね。
私も折角なのでハンモックにごろん。あ、やばい。気持ちよすぎて寝ちゃうやつ。。
このままではちょい旅の存続が危ういので、気持ちを奮い立たせて何とか起き上がり摩耶山方面へ歩きます。
六甲ケーブル山上駅から約25分ほど、丁字が辻の手前付近には今年3月19日に全施設グランドオープンしたばかりの”ホテル神戸六甲迎賓館”があります。
外壁はレンガを基調としたモダンな外観。ピカピカで眩しいニューフェイスです。
こちらは宿泊は勿論ですが、カフェ&ショップもあるので途中での立ち寄りも可能です。
登山中にランチに立ち寄ったり、ちょっとしたお菓子や飲み物を買うのに丁度良いですね。
私たちも冷たい飲み物を求めて店内をうろうろしました。
施設の裏手には広大なドッグランがあり、愛犬家に人気なんだそうです。
現在大人気のグランピング施設も建設中だそうで、ますます六甲山の魅力が向上しそうですね。
こちらの施設で一番びっくりしたのが、なんと天然温泉があること。摩耶山付近から湧き出た二軒茶屋温泉をひいているそうです。
ハイカーさんのために立ち寄り湯もOK。
露天風呂もあるので、あえてマイクロツーリズムとして近場でゆっくり泊まってみるのもいいかも!!
さて、ホテル六甲迎賓館からさらに1時間ちょっと歩くと、”摩耶山天上寺”に到着です。
六甲山によく行くという方はご存じかと思いますが、意外と行ったことがないのではないでしょうか。
摩耶天上寺は、実はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンにも紹介されたことがあり、特に外国人に人気があるスポットです。
越冬のため本州から台湾や南西諸島に向かうチョウ・アサギマダラが舞い降りる、まさに知る人ぞ知る場所でもあります。
私も初めて見た時はそんなに貴重な蝶だとは知らなかったのですが、後から飛行距離が2千㌔に及ぶこともあると聞いて
びっくりしましたし、とても健脚(健羽?)だなあと感心してしまいました。
10月中旬頃になるとアサギマダラが大好きなフジバカマが咲くので、その蜜に誘われて飛来してきます。是非立ち寄ってみてください。
(※登山レポートよりイメージ写真抜粋)
さて、お寺のメインの摩耶天空之庭は、歴史や宗教にうとい私が言うのもなんですが、つまり人間が想像する理想の世界を形にした庭です。
どんな風に感じるかは、人それぞれ。皆さん、この石の形は何に見えますか??
その他にも句碑がたくさんあります。私が知っている名前は与謝蕪村、山口誓子さんしか居ませんでしたが詳しい方なら一句一句読んでみてもいいでしょう。
私は折角外に来たのだからと、下ばかり見ず空を見上げてみます。
通天門からはなんと淡路島や明石海峡大橋、小豆島まで見えました!!何だかとてもラッキーな気分になりました。
1㎜たりとも隙がない完璧な千人来朝之庭と金堂。青い空とのコントラストが美しいです。
心が洗われます。
帰りは摩耶ロープウェイが近くにありますので、そちらを利用して下山します。
六甲山は一度登ってしまえば山上にはバスも通っており、疲れたらすぐにエスケープ(=公共交通機関を利用する)出来るので安心ですね。
がっつり登山でなくても、軽く歩きたいな、とかお散歩、ドライブにもぴったりなのです。
自然が多くありながら、植物園、オルゴール館、カフェ、キャンプ場、ホテルなど利便性も高く、アクセスも良い六甲山の魅力を改めて感じました。
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今回ご紹介したコースでも長い!ということでしたら車を使ったお手軽なちょい旅もおまけでご紹介します。
まずは三ノ宮から再度山ドライブウェイを通って再度公園へ。
秋は紅葉がとても綺麗な場所なんですよ。
(※2019年秋撮影)
そこから南へ下り大龍寺へ。長―い階段の先にようやく本堂があります。
和気清麻呂公開基、称徳天皇の勅願寺にして弘法大師大願成就のお寺だそうで、六甲全山縦走路の途中に位置しています。
私にとっては辛い縦走中に休憩したなじみ深い場所です。
さらに南へ下ればTHE・神戸らしい場所”ビーナスブリッジ”でフィニッシュです。
市内から気軽に絶景を楽しめるとあって、地元の人にも人気の夜景・眺望スポットです。
すぐ横にはイタリアンのジャンカルド。ランチは気軽に食べられる値段ですのでまずはお試しあれ。
神戸のシンボル、ポートタワーを手のひらに。
今回は3回に渡って神戸を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
大きなバックパックを背負わなくてもいい。
そんな身体も心も軽くなるような気軽なちょい旅、くせになりそうです。
今後も神戸の魅力的なスポットを発信していきたいと思います。
~旅のお供~
goodr・サングラス
おしゃれで実用的かつ手頃な価格で買えるサングラス。
カラーバリエーションも豊富なのでお気に入りの1本がきっと見つかるはず。
~アクセス~
兵庫県神戸市灘区六甲山町一ヶ谷1-70 六甲ケーブル山上駅北側すぐ
■078-891-0218
神戸市灘区六甲山町南六甲1034番8号
■078-891-1239
神戸市灘区摩耶山町2-12
■078-861-2684
○大龍寺
兵庫県神戸市中央区再度山1-3
■078-341-3482
○ビーナスブリッジ
神戸市中央区諏訪山町
兵庫県神戸市中央区神戸港地方口一里山
■078-251-5268
この記事を書いたのは「あやや」
登山歴:2011年~ ワイワイでもソロでも、機会があれば逃さず山へ!最近は東北エリアにはまってます。
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