【信州 栂池高原・白馬大池】 紅葉の綺麗な山へ出かけよう!

長野県北部に位置する白馬岳。
その北東の麓、標高1800mから2000mに広がる栂池高原の栂池自然園。
秋になると、ナナカマドやモミジ、ダケカンバが赤や黄色に色づきます。
白馬岳が白くなる頃には、雪、紅葉、緑の三段紅葉も楽しめます。

栂池自然園は、栂池パノラマウェイのロープウェイ・ゴンドラリフトで簡単に上がることができます。
ロープウェイ栂池高原駅からはほぼ水平に近い地形です。
ワタスゲ湿原、浮島湿原などの湿原地帯が広がり、木道の上を歩いて散策出来ます。
一番奥の自然園最高地点2020mに展望台が設置され、自然園の全景を眺めることが出来ます。
一番奥の展望台まで片道約3km・約2時間程、中間地点の楠川まで片道1.1km・約35分程。
鮮やかに赤や黄色に色づく草木、眼前に広がる白馬三山の山並みは、まるでここが日本であることを忘れてしまうような素晴らしいものです。

栂池自然園からさらに登っていくと、天狗原、白馬乗鞍岳を通り、白馬大池へ至ります。
白馬乗鞍岳の登山道、白馬大池周辺も、真っ赤に染まるナナカマドやダケカンバの黄色の鮮やかな紅葉が楽しめます。
秋空が写り込んだ白馬大池の青、紅葉の赤や黄色、白くうっすらと雪をかぶった白馬三山の白、と見事なコントラストに巡り合えるかもしれません。

 

紅葉の時期(例年)

9月中~下旬には色づきはじめ、10月上旬に見頃を迎えます。

 

主な紅葉する樹木

ナナカマド、モミジ、ダケカンバ など

 

栂池自然園のご紹介

■最奥 展望湿原へ

栂池ビジターセンター→(ミズバショウ湿原 15分)→ワタスゲ湿原入口→(ワタスゲ湿原 20分)→楠川→(25分)→浮島湿原入口→(浮島湿原 20分)→モウセン池→(10分)→展望湿原

栂池高原(栂池高原観光協会)
・最新のお知らせ、栂池パノラマウェイ(ロープウェイ)の情報、栂池高原周辺の宿泊所の情報、周辺地域の観光情報もあります。

栂池自然園

・自然公園の楽しみ方や花や紅葉の最新情報が掲載されています。


ミズバショウ湿原の木道を歩く。
目の前には白馬岳。

チングルマ

子どもでも手の届くところに秋の足音

紅葉のトンネルを

奥地に入り、徐々に高度があがってきます

栂池自然園の最奥に到着。
振り返れば栂池自然園の全景。見事な紅葉の絶景です。

 

別ルートのご紹介

■白馬大池・白馬乗鞍岳へ

栂池ヒュッテ→(70分)→天狗原→(60分)→白馬乗鞍岳→(50分)→白馬大池(白馬大池山荘)


天狗原より上の紅葉も素晴らしい~

白馬乗鞍岳の登山道上は紅葉のトンネル

白馬大池山荘と白馬大池。
美しく秋空を映す大池と紅葉のコントラストは美しいですね!
白馬岳に雪が降れば、白の色彩がさらにプラスされます。

白馬大池山荘周辺のおさんぽもオススメです!

 

栂池高原へのアクセス

■交通機関を利用する

JR大糸線 白馬駅 下車。栂池高原行バスをご利用ください。
詳しくはアルピコ交通 のホームページをご覧ください。

 

■車を利用する

【松本方面から】
長野自動車道 安曇野ICを降り、国道147号線を北上。
途中国道148号線に繋がりそのまま北上。
JR大糸線 信濃森上駅付近から県道433号線に移り、やがて至る。

【北陸方面から】
北陸自動車道 糸魚川ICを降り、国道124号線を南下。
JR大糸線 千国駅付近から県道433号線に移り、やがて至る。

 

参考になる登山レポート

蓮華温泉から白馬岳へ

入山日:2017年9月29日

白馬 栂池自然園

入山日:2017年10月4日

 

2021年9月改編

この記事を書いたのは「好日山荘マガジン 編集部」

好日山荘マガジン 編集部

登山・クライミング・キャンプのプロ、好日山荘スタッフによる編集部。あなたのアウトドアライフを応援します!